草彅剛の生い立ち。演劇界が絶賛の天才つよぽん・ミッドナイトスワン

俳優

現在はYouTuberとしても活躍され、映画・ドラマにも俳優として出演している草彅剛さん。かつては、男性アイドルグループSMAPで、1988年~ 2016年までメンバーとして活躍されていましたが、皆さんはご存じでしょうか?

今回はそんな、スーパーアイドルだった草彅剛さんについて探っていこうと思います。

草彅剛さんの生い立ち

本名:草彅剛(くさなぎつよし)
愛称:つよぽん
生年月日:1974年7月9日
身長:170cm
出身地:埼玉県春日部市
最終学歴:堀越高校
所属事務所:株式会社CULEN
職業:俳優、声優、歌手、司会者、YouTuber


草彅剛さんのデビューのキッカケはテレビで見た少年隊に憧れてジャニーズ事務所に履歴書を送ったことからでした。

1987年、中学1年生のときにジャニーズ事務所に入所を果たすとその後、男性グループスケートボーイズのメンバーに選ばれた草彅剛さん。

1988年4月、後に国民的人気者となる男性アイドルグループSMAPのメンバーに選ばれました。

1993年、堀越高等学校芸能活動コースを自宅から片道2時間かけて通学し、3年間「無遅刻・無欠席」で皆勤賞をもらうなど、とてもまじめで実直な生徒でした。

皆勤賞は、堀越高等学校の全コースの卒業生が対象で、学業優秀・品行方正だった10人に贈呈されるそうで、芸能活動コースの卒業生が堀越賞を受賞したのは草彅剛さんが初の快挙でした。

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卒業後は、芸能に一途に・・!

2016年に放送された主演連続ドラマ『スペシャリスト』が「ギャラクシー賞マイベストTV賞グランプリ」を受賞した年の、12月31日にSMAPが解散しました。

2017年9月9日、稲垣吾郎、香取慎吾とともにジャニーズ事務所を退所し、同年9月22日、共同で公式ファンサイトを開設、10月16日、本格始動すると供に新事務所CULEN(カレン)所属となることも発表しました。

地上波の出演が厳しいなかで、同年11月より動画共有サイト・YouTubeに自身のチャンネル「ユーチューバー草彅チャンネル」を開設し、動画配信活動を開始しています。

映画での主な主演作品は、

シュート!(1994年) – 主演

メッセンジャー(1999年) – 主演

黄泉がえり(2003年) – 主演

ホテル ビーナス(2004年) – 主演

日本沈没(2006年) – 主演

ストリングス〜愛と絆の旅路〜(2007年) – 主演

山のあなた 徳市の恋(2008年) – 主演

BALLAD 名もなき恋のうた(2009年) – 主演

僕と妻の1778の物語(2011年) – 主演

任侠ヘルパー(2012年) – 主演

中学生円山(2013年) – 主演

台風家族(2019年) – 主演

ミッドナイトスワン(2020年) 主演


などがあり、主なテレビドラマ作品としては、
僕の生きる道(2003年)
僕とあなたの生きる道〜ONE DAY〜(2003年)
恋におちたら〜僕の成功の秘密〜(2005年、フジテレビ)
愛と死をみつめて(2006年、テレビ朝日)
猟奇的な彼女(2008年、TBS)
任侠ヘルパー(2009年、フジテレビ)
冬のサクラ(2011年、TBS)
37歳で医者になった僕〜研修医純情物語〜(2012年、関西テレビ)
独身貴族(2013年、フジテレビ)
銭の戦争(2015年、関西テレビ)
新ナニワ金融道(2015年、フジテレビ)
嘘の戦争(2017年、関西テレビ)
未解決事件 File.06 赤報隊事件(2018年、NHK)
宮城発地域ドラマ「ペペロンチーノ」(2021年、NHK)
青天を衝け(2021年、NHK)
BSプレミアムドラマ 拾われた男 LOST MAN FOUND(2022年)
罠の戦争(2023年、関西テレビ )

などがあります。

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草彅剛が天才と云われる所以は・・?

役者、草彅剛としての存在は、一度、関わった人ならば誰しもがその天才的な才能に驚き、二度と忘れられなくなるようで、演劇界では、各方面の重鎮の方々が名言を残しています。

作・演出家の故つかこうへいさんが、1999年、2000年の『蒲田行進曲』でのヤス役を通して、「彼の中にはケモノが眠る」の名言を遺しています。

脚本家の三谷幸喜さんは「天衣無縫」、坂元裕二さんは「演劇五輪があるなら、日本代表は草彅剛」と評したこともありました。

他にも、映画監督の山崎貴さんは映画『BALLAD 名もなき恋のうた』で「草彅剛は憑依している」といい、脚本家・映画監督の宮藤官九郎さんは「存在がため息もの」と大絶賛しています。

作品での成果を・・

2003年のファンタジックな感動作『黄泉がえり』では、死者が蘇るという超常現象の調査を行う少し生真面目な主人公の厚生労働省職員・川田平太を演じ、初の単独主演作ながら大ヒットを記録。

全編韓国語で撮られたスタイリッシュな2004年の映画『ホテル ビーナス』では、自身のテレビ番組に由来する主人公のチョナンを演じ、タップダンスや特技である流暢な韓国語を披露しています。

2009年に主演した山崎貴監督作『BALLAD 名もなき恋のうた』では、戦国時代の小国の侍で、「鬼の井尻」と恐れられる槍の名手・井尻又兵衛を演じました。

同作は、2002年の名作アニメ『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』を原案にしており、現代人の一家が戦国時代にタイムスリップしてしまうというSF時代劇では、凛々しい甲冑姿で、無骨ながらも命を懸けて愛する姫を守ろうとする切なくも激しい侍の生きざまを演じています。

2012年の主演映画『任侠ヘルパー』では、口の悪い強面の元極道が、再び裏社会に引き寄せられて一旦は高齢者を食い物にしようとするも、最終的にはその仁義の厚さや義侠心を見せるダークヒーロー(彦一役)を好演。

1997年の初主演のドラマ「いいひと」で演じた優しく穏やかな善人役のイメージも根強いつよぽんが、その真逆のアウトロー的人物を、キレの良いアクションと共に見事に演じて見せたことは、演技の幅広さを強く印象づけました。

2013年の宮藤官九郎監督・脚本の『中学生円山』では、その存在感を活かし、善人にも狂人にも見える謎のシングルファーザーをミステリアスに演じています。

2019年の主演映画『台風家族』では、親の遺産を巡って争うことになる4兄妹の長男で、妻と娘のため、親の遺産を少しでも多くせしめようと、なりふり構わず弟妹と醜く争う無職の父親でもある鈴木小鉄役を演じています。

そして、これまで演じてきた役のすべてが血肉となって表現されているのが『ミッドナイトスワン』

「今までで一番の大挑戦の役」とも語る初のトランスジェンダー役を演じた同作で、自らの“性”と葛藤する主人公の凪沙を好演しています。

同作はつよぽんにとって、俳優としての新たな扉を開くと共に、大きなターニングポイントとなることは確実で、本作を見ると誰もが俳優としての魅力やポテンシャルの高さに、改めて気づかされることでしょう。

これからもこの先もずっと、もっと!草彅剛!

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