菅田将暉にとって初めてのドラマ主題歌でもあり、山﨑賢人主演の日本テレビ系連続ドラマ『トドメの接吻』の主題歌として知られた「さよならエレジー」。
2018年1月7日にYouTubeでフルバージョンが公開され、後にドラマの映像を使用したドラマバージョンも日本テレビ公式チャンネルで公開され、約2年と半月で1億回再生を突破した名曲として認知されました。
作詞作曲は石崎ひゅーいというシンガーソングライターなのです。
インタビュー掲載!
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— 石崎ひゅーいSTAFF (@HUWIESTAFF) January 19, 2022
赤裸々な中に幻想的な表情を見せる歌詞で、自身の心情やエピソードを歌う石崎ひゅーいさんですが、皆さんはご存じでしょうか?
全部、自身の体験から歌詞を書いている石崎ひゅーいさん。強い印象を与えるメロディラインで、ダイナミックなライブパフォーマンスは、音楽シーンでは大きな注目を集めています。
今回はそんな、お店でポイントカードとかを作るときに、よく「本名を書いてください」と言われた、石崎ひゅーいさんについて探っていこうと思います。
石崎ひゅーいの生い立ち
名前:石崎 ひゅーい(いしざきひゅーい)
本名:石崎 ひゅーい
出身地:茨城県水戸市
生年月日: 1984年3月7日
最終学歴:和光大学
血液型:A型
職業:シンガーソングライター、俳優
所属事務所:カリントファクトリー
所属レコード:エピックレコードジャパン
猫がゲスト出演!石崎ひゅーい、ドラマ「警視庁・捜査一課長」主題歌リリース記念した配信企画実施https://t.co/glTuYjVOmu#石崎ひゅーい pic.twitter.com/sedvgShK9C
— 音楽ナタリー (@natalie_mu) May 6, 2021
石崎ひゅーいさんの家族は、父親、母親と3人兄弟で、真ん中にひゅーい、弟がなっしゅ、お姉ちゃんがきららという名前なんです。
子供たちみんな風変わりな名前は本名ですが、特にいじめられたことはなかったんだそうです。
母親がデヴィッド・ボウイのファンで、その息子の名前の「ゾーイ」をもじって付けたのだそうですが、なんで「ゾーイ」から「ひゅーい」につながったのかはわからないとのこと・・
それでも嫌だと思ったことは一度もなかったのですが、学校の先生とかには、覚えられちゃうから悪いことをしたらにすぐにバレちゃうと語っています。
中学生のときは、ファンクラブに入るほどSPEEDが好きだったという石崎ひゅーいさん。中3になると友達に声をかけられてHi-STANDARDのコピーバンドに入り、そこからボーカルとして歌い始めました。
高1くらいでオリジナル曲を作り始めて、地元のライブハウスに出たり、地元の茨城県水戸市で、当時流行ってたハードコアシーンの中で活動をしていました。
しかし、大学1年のときにバンドは解散。今度は日本語で歌うロックを展開しようとバンドを組んで、自分で曲も作って歌うようになりました。
そんな時、よく出ていた横浜のライブハウスで、尾崎豊を発掘されたことでも有名な音楽プロデューサーの須藤晃さんと出会い、運命が変わった石崎ひゅーいさん。
バンド時代から力になってくれていた須藤晃さんに、「1人でやれ」って背中を押してもらい、思い切ってやってみようかなってソロに転身したのが26歳でした。
そのころは、尾崎豊さんの曲をよく聴いていたし、須藤晃さんのことも著書を読んだりして知っていたという石崎ひゅーいさん。声をかけてもらったときは「うおおおー!」って感じで驚きだったようです。
自分を信じる力をめちゃめちゃ与えてくれる須藤晃さんは、ああしろ、こうしろとは何も言わないんですけど、僕をすごく理解してくれて、いつも自信を植えつけてくれる。須藤さんがいなかったら、今の僕はないんじゃないかと、後に語っておられます。
母親の影響を受けて
若い頃、東京の劇場で裏方の仕事をしていた母親は、感情表現がうまくできない石崎ひゅーいさんを、小劇場やLIVEハウスが集まる下北沢に連れ出し、色々な体験をさせました。
そんな母親の教育の元、育った石崎ひゅーいさんが見つけた表現方法が『歌う』という事でした。
しかし2008年、石崎ひゅーいさんが24歳の時に最愛の人である母親が他界してしまい
母親の影響を強く受けていた石崎ひゅーいさんは、亡くなった母親が喜ぶようなものをつくりたい、つくらなきゃいけないと思ったそうです。
楽曲に含まれるファンタジックな要素は、音楽にしても考え方にしても、亡くなった母親の影響が強く表れたものなんですね。
全身全霊を込めて表現するボーカルも、ときに祈るように、ときに叫ぶように、楽曲によってさまざまなアプローチで聴き手の胸に響いてくるものがあります。
歌手兼俳優の二刀流
プロを意識しだし、下積み生活を送っていた石崎ひゅーいさんは、2012年7月25日、エピックレコードジャパンからミニアルバム『第三惑星交響曲』をリリースし、メジャー・デビューを果たします。
2013年5月、「ミュージックステーション」に初出演して「夜間飛行」を熱唱した姿が話題になりました。
2016年公開の蒼井優が主演を務める「アズミ・ハルコは行方不明」に出演した石崎ひゅーいさん。
「アズミ・ハルコは行方不明」は、山内マリコの同名小説を「ワンダフルワールドエンド」などで知られる松居大悟監督が映画化した青春サスペンス。
独身OL・安曇春子の失踪をきっかけに起こる出来事を、彼女が消えるまでと消えたあとの時間を交錯させながら描いている本作で石崎ひゅーいさんは、蒼井優演じる春子の相手役を務めました。
そんな関係もあり、デビュー前に友達の結婚式に書いた楽曲として知られる「花瓶の花」
2016年5月の発売時には、蒼井優、古市憲寿、剛力彩芽、園子温など多岐にわたる著名人がコメントしています。
そのなかでもその後、親友となる菅田将暉は「世界で一番好きなラブソング」と賛辞を送っていおます。
また、ミュージックビデオも話題になったようで、映画で親交のあった松居大悟監督と蒼井優さんで花瓶の花のMVを作ってほしいなと思っていた石崎ひゅーいさん。
脚本を考えてくれたり、演じてくれたりする姿を見ながら、この花瓶の花という曲は沢山の人達に大事に大切に育ててもらっているんだなと感慨深げでした。
蒼井優との交際
石崎ひゅーいさんはMステの夜間飛行で有名になりましたが、それ以上に、蒼井優さんとの熱愛報道も、衝撃的でしたのではないでしょうか?
蒼井優さんと石崎ひゅーいさんの熱愛が報道されたのは2016年10月13日発売の女性セブン。
2人は2016年12月3日公開の映画『アズミ・ハルコは行方不明』での共演を通じて親密になったと報道されています。同誌は夜のファミレスで2人が仲睦まじく食事する姿などをスクープ写真とともに詳しく伝えました。
2人の深夜ファミレスデート、蒼井優が運転する真っ白いスポーツカーで彼女のマンションに消え、一夜を共にしたことをスクープしたのでした。
蒼井優はこれまで、岡田准一、大森南朋、鈴木浩介、堤真一、三浦春馬との熱愛が報じられてきた恋多き女優として知られており、2019年6月3日にお笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太と結婚しています。
石崎ひゅーいの数々の名曲
まず何と言っても耳に残るのが、ひゅーい流のロックが炸裂する名曲「あなたはどこにいるの」です。
TVドラマ『さすらい温泉♨遠藤憲一』(テレビ東京系)の主題歌となったナンバー。このドラマには、俳優としての活躍も見せる石崎ひゅーいさんもゲスト出演しています。
疾走感満点の名曲「あなたはどこにいるの」は、アルバム『ゴールデンエイジ』の1曲目に配されていますよ。
そして親友、菅田将暉が「世界で一番好きなラブソング」と評したことでも知られる2016年5月に発売した「花瓶の花」。
この曲は、デビュー前に友達の結婚式に書いた楽曲。ここでとりわけ運命的な巡り合わせとなったのが、菅田将暉という存在でした。
俳優という違う世界で活躍し、自分の歌のファンであったことを公言する菅田将暉さんは、石崎ひゅーいさんにとってかけがえのない友人となり、心強い味方になったのでした。
そして、菅田将暉のために書いたヒット曲「さよならエレジー」で、名実共にメジャー歌手としての地位を確立していきました。
個人的には、「ピリオド」という曲が一番好き!
最後に一言
石崎ひゅーいさんの、体当たりで不器用な、それでいて正直にまっすぐに生きる姿勢が、ファンが共感するところではないでしょうか。
この先も、試行錯誤をくり返しながら、心にしみる名曲を生み出して行ってください。フレー!フレー!ひゅーい
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