高橋和也の生い立ち。実家はマローネ!解雇後は渡米しファン1号と結婚

俳優

舞台やドラマ、映画など幅広いジャンルからのオファーがあり、俳優、声優、歌手と多彩に活躍する、高橋和也さんですが皆さんはご存じでしょうか?

高橋和也さんは、たくさんの芸の引き出しを持っていて、エンターテイメントが好きなんですけど、そこは決してやさしい世界ではなくむしろ厳しい世界で、情熱だけではどうにもならないと言います。

今回は、どんな演出家、作品、役にめぐり会えるかが重要だと考えている高橋和也さんについて探っていこうと思います。

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高橋和也の生い立ち

名前:高橋和也(たかはしかずや)
本名:高橋一也(たかはしかずや)
生年月日:1969年5月20日
身長:170cm
出身地:東京都世田谷区
最終学歴:明治大学附属中野高校中退
職業:俳優、歌手、声優
所属事務所:アルファエージェンシー
元・男闘呼組のメンバー


小さいころから音楽がある環境で育った高橋和也さん。父親は新宿三丁目で「マローネ」というバーを経営。店ではずっとカントリーミュージックをかけていました。

それで自然にカントリーミュージックに親しんでいた高橋和也さんは、歌手に憧れ、1984年、15歳の時にジャニーズのオーディションに応募しました。

しかし友達と一緒に受け、友達は一次通過したのに、自分は不合格。それでも二次審査に押しかけ、自分も受けさせてくれと直談判して、事務所に入ることになったのだそうで・・・熱い男なのです!

業界はライバルが常にたくさんいて、競争に勝たなければ生き残れない世界。

レコーディングや収録などで、ほとんど休みはとれません。そんな中、いつも必死で走る続けた高橋和也さんでした。

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男闘呼組は、4人組のロックバンド

1988年に男闘呼組(おとこぐみ)でデビューすると、「DAYBREAK」で第30回日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞。その翌年には5万5千人の東京ドームでコンサートを行うなど超スーパーアイドルに、のし上がることになります。

しかしそれは、いきなりではなく、レコードデビューするまで4年くらいかかりました。

80年代、歌って踊れる可愛いアイドルが次々デビューする中、「男闘呼組」は、踊る代わりに楽器を手に、ジャニーズらしくない「ちょいワル」な雰囲気を持っており、ジャニーズアイドルの中でも異彩を放っていました。

なんと、キャッチフレーズは「ジャニーズ事務所のおちこぼれ」なんだと。

事務所の後押しもあって、デビューシングルから年間売上ランキング1位を獲得するなど人気の高いバンドとして活躍していたのですが、結成されてからわずか5年で解散してしまいます。

1993年6月、メンバー4人が主演していた舞台が終了すると同時に高橋和也さんを解雇。

それにより、グループ活動も休止になり、全公演チケットが完売していた夏のコンサートツアーも中止となりました。そして1994年春には、ファンクラブも解散とあいなります。

ジャニーズ事務所が、高橋和也さんを解雇した理由は、薬物使用疑惑があったことと素行不良、協調性がないことが問題視され、メリー喜多川副社長が激怒したためといわれています。

しかし高橋和也さんは、その後、薬物使用や所持でつかまることはなく、未だに解雇された原因も解明されていません。薬物疑惑については証拠は無く、本人も完全否定しています。

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1994年に、ファン1号と結婚

後に妻になる三奈子さんとの最初の出会いは、高橋和也さんがジャニーズ事務所に入所してまもない頃、近藤真彦さんの後ろでバックダンサーをするなど、まだジャニーズJr.として活動していました。

無名とも言える高橋和也さんに「サインしてください」とお願いした三奈子さん。実は、奥さんは高橋和也さんが初めてサインをした記念すべきファン1号でした。

それから2年後の17歳から交際を開始したという二人は、高橋和也さんがジャニーズ事務所を解雇された翌年に結婚しています。

俳優修業のために渡米

ジャニーズ事務所を退社してからは、俳優としての修行をするために、アメリカに行きました。

男闘呼組の最後の舞台「スラブ・ボーイズ」の演出家から、「ハリウッドで勉強した方がいい」との助言をもらい渡米を決断。無収入でしたが、それまでの蓄えがあり、なんとか過ごすことができました。

演技とソングライティングの勉強のためアメリカへ行った時は24歳。1年間はアメリカで勉強して、素晴らしい俳優や監督にも会うことができ、とても有意義な時間を過ごすことになったのでした。

ロサンゼルス、ニューヨーク、カナダのトロントなどで、ショーン・ペンリチャード・ギア、スーザン・サランドン、ティム・ロビンス、メル・ブルックスなど、本場のエンタテイナーに会う機会があって、すごく勉強になりました。

それに本場のライブを毎晩のように観に行っていました。また、あらゆる音楽にも触れた高橋和也さんは、シカゴでもストリートで歌ったり、いろんな経験をしました。

そうして日本に帰国してからは、父親がカントリー屋でカウボーイだというのに、自分がカントリーの1曲も歌えないのも恥ずかしいと思って、父親のレコードを聴くようになりました。

その中に『ハンク・ウィリアムス全集』の10枚組LPがあったことで、近年では、日本におけるハンク・ウィリアムスの伝道師的なポジションにいます。

ハンク・ウィリアムスは、わずか7年のレコーディング・キャリアで、アメリカの田舎でしか聴かれていなかったカントリーを世界規模に広げたミュージシャン。

高橋和也さんは、俳優業のかたわらカントリーのライブも行っています。

1994年には、舞台「NEVER SAY DRAEM」(栗山民也演出 シアターコクーン)、映画「KAMIKAZE TAXI」(原田真人監督 役所広司主演)で俳優活動を本格的に開始した高橋和也さん。

以後、その確かな演技力によって、舞台、映画、TVにと活躍の場を広げています。

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最近のドラマ出演作品としては、

家康、江戸を建てる 後編(2019年、NHK)

小吉の女房(2019年、NHK BSプレミアム)

小吉の女房2(2021年 、NHK BSプレミアム)

日本ボロ宿紀行(2019年、テレビ東京)


平成物語 SEASON 2 第2話・第4話(2019年、フジテレビ)

集団左遷!!(2019年、TBS)

今野敏サスペンス 聖域 警視庁強行犯係・樋口顕(2019年、テレビ東京)

まどろみバーメイド 〜屋台バーで、最高の一杯を。〜 (2019年、BSテレ東)

小杉健治サスペンス 当番弁護士 梶原藤子の事件ファイル(2020年、テレビ東京)

ディア・ペイシェント〜絆のカルテ〜第8話(2020年、NHK)

24 JAPAN(2020年、テレビ朝日)

今ここにある危機とぼくの好感度について(2021年、NHK)

泣くな研修医(2021年、テレビ朝日)

インフォーマ(2023年、関西テレビ)

最近の映画出演作品には、

ダブルミンツ(2017年6月公開)

あゝ、荒野 前篇・後篇(2017年10月公開)

リングサイド・ストーリー(2017年10月公開)

たった一度の歌(2018年8月公開)

ホットギミック ガールミーツボーイ(2019年6月公開)

新聞記者(2019年6月公開)

惡の華(2019年9月公開)

閉鎖病棟 -それぞれの朝-(2019年11月公開)

樹海村(2021年2月公開)

今はちょっと、ついてないだけ(2022年4月公開)

破戒(2022年7月公開、東映ビデオ)

などがあります。

最後に一言

韓国の大スターである、イ・ビョンホンの日本語吹き替えを担当している高橋和也さんは、自然の残る郊外に住み、家族と過ごす時間を大切にしているとのことで・・・

そんな彼が、いい味を出していたのは、ドラマ『日本ボロ宿紀行』(テレビ東京系)


高橋和也さん演じる一発屋のポップス歌手・桜庭龍二

日本全国に実在する本物のボロ宿を巡るロードムービー的ドラマでしたね。

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