井上竜太監督による映画「リスタートはただいまのあとで」では、古川雄輝さんとのダブル主演で、男性同士のピュアなラブストーリーを演じていた竜星涼さんですが、皆さんはご存じでしょうか?
この作品では、同性同士のラブストーリーだからこそ、ふたりの心の変化やそれぞれが抱く小さな葛藤みたいなものを、繊細に丁寧に演じたそうです。
映画『リスタートはただいまのあとで』は長野県の田舎を舞台に東京での仕事を辞めて10年ぶりに実家に帰ってきたクールで素直になれない男・光臣(古川雄輝)と、農園で働き、ずっと田舎で暮らしてきた優しく人当たりのいい大和(竜星涼)の男性同士の純愛を描いた物語。
今回はそんな、芝居の難しさに直面した時に、それを乗り越えることによって喜びを得られるのが、この仕事の魅力だと感じている竜星涼さんについて探っていこうと思います。
竜星涼の生い立ち
名前:竜星涼(りゅうせいりょう)
本名:三上竜星(みかみりゅうせい)
生年月日:1993年3月24日
出生地:山形県新庄市
出身地:東京都
出身高校:東京都立田無高校
血液型:A型
身長:183cm
職業:俳優、ファッションモデル
所属事務所:研音
竜星涼さんは、小学校から中学校3年生までは、サッカーに熱中していたサッカー少年で、スポーツ万能だったようです。
それと同時におちゃめな性格らしく、高校生の頃は、落ち着きがなくて騒がしかったとも・・・誰よりも声が大きく響くような、そんな高校生でした。
その頃は、パティシエを目指していたという竜星涼さん。将来的にはフランスで修行することも考えていたそうです。
そんな竜星涼さんが何の因果か、2009年に原宿の竹下通りでスカウトされ、2010年1月に芸能事務所の研音所属となるとは、夢にも思っていませんでした。
芸能界デビューのきっかけはスカウト
もともとモデルや俳優の仕事がしたいという気持ちがあったのかといえばあったのだけれど、やっぱり現実味のない夢だと思っていた竜星涼さんは、原宿の竹下通りを歩いているときにスカウトされました。
そのときもらった名刺に、事務所の先輩である反町隆史さんと竹野内豊さんの名前が書いてあったのでした。
ドラマ『ビーチボーイズ』のファンだった竜星涼さんは、『この世界に入ったら2人に会えるのかな』という思いが頭の中を駆け巡ることに…
それでも、雑誌に出たり、テレビに出たりする人は、選ばれた人たちだっていう感覚で、そんな存在に自分がなれると思ってなかったし、ましてやそれが将来の職業になるなんて想像したことすらなかったのでした。
そんなこんなで、2010年にドラマ「素直になれなくて」で俳優デビューを飾った竜星涼さんは、2012年2月に舞台「OZ」で、初出演初主演を務めました。
また、同年3月に公開された映画「ライアーゲーム -再生-」で、映画初出演を果たすなど、まさに順風満帆の船出となりました。
竜星涼さんが、ブレイクするきっかけとなったのが、2013年2月から放送されたスーパー戦隊シリーズの「獣電戦隊キョウリュウジャー」でした。
#獣電戦隊キョウリュウジャー #竜星涼 くんがかっこいいんじゃ〜🙌🏻💕 pic.twitter.com/Mj14dVB0Fl
— ばんどらむーん☪︎.° (@bandora0309) April 17, 2021
本作で桐生ダイゴおよびキョウリュウレッドで、テレビドラマ初主演を果たしたのです。
その後も『GTO』『ごめんね青春!』で幅広い役を演じ、2016年には、大人気コミックを映画化した『orange-オレンジ-』にも出演しています。
竜星涼さんは2012年に所属事務所・研音の「肉体改造部」というチームに加入しています。
これは「俳優として必要な体づくり」を目的としており、メンバーは福士蒼汰さんなど研音所属の若手タレントが参加しているチームなんだそうで、グアムで合宿を行うほど本格的に活動しているそうですよ。
そんなことも功を奏してか、2013年に獣電戦隊キョウリュウジャーに出演し、割れた腹筋を披露した竜星涼さんの筋肉がすごくてかっこいいと話題になりました。
「なぜか裸のシーンが多かった」と本人も気づくほど、竜星涼さんの筋肉はちびっ子のみならず主婦層も釘付けにしたようです。
最近のドラマ出演作品としては、
メゾン・ド・ポリス(2019年、TBS)
僕が笑うと(2019年、関西テレビ・フジテレビ)
都立水商! 〜令和〜(2019年、MBS /TBS)
同期のサクラ(2019年、日本テレビ)
テセウスの船(2020年、TBS)
35歳の少女(2020年、日本テレビ)
書類を男にしただけで(2020年、TBS)
レンアイ漫画家(2021年、フジテレビ)
ライオンのおやつ(2021年 、NHK BSプレミアム)
ドラマ「家、ついて行ってイイですか?」(2021年、テレビ東京)
最近の映画出演作品には、
君と100回目の恋(2017年2月4日)
22年目の告白 -私が殺人犯です-(2017年6月10日)
先生!、、、好きになってもいいですか?(2017年10月28日)
泣くな赤鬼(2019年6月14日)
ぐらんぶる(2020年8月7日)
弱虫ペダル(2020年8月14日)
リスタートはただいまのあとで (2020年9月4日)
などがあります。
ファッションモデルとして活躍
2016年の冬、パリコレのランウェイに立つために単身でパリへ行き、受かるかどうかさえわからないオーディションに挑戦した竜星涼さん。パリコレは心から憧れる場所だったんだそうです。
とにかくファッションが好きで、それに携わりたいっていう気持ちでいっぱいだったとか・・・。
そこで仕事をできる可能性がゼロじゃないのなら、絶対に挑戦すべきだと思った竜星涼さんは、本気でやりたいことは、自分で掴みに行くのが大事なんじゃないかと力説します。
パリコレのオーディションはただ、数10メートル先まで歩いて帰ってくるだけ。その場でOKだったらフィッティング行き、ダメなら『GOOD LUCK』と言われて終わりで、展開の早さに圧倒されたし、あっけなさにも驚いたようです。
モデルはデザイナーがイメージした世界を表現するだけで、どんなにいいモデルでも、そこにハマらなかったらその場で落とされる。
瞬発性のなかで生きている人たちを目の当たりにして、ぐっと胸を掴まれた瞬間に立ち会えて震えたそうです。
最後に一言
何事にもトライする気持ちが大事だと言う竜星涼さん。自分の夢に向かって何をするべきなのかと考えることは多々あると思いますが、まずは動いてみないことには・・
扉をノックして開けてみないと何があるかわからないし、とにかくやってみることが大事だと考えています。
人は皆、安定を求めがちですが、本当は自分から刺激を求めていくべきで、その経験こそが成長に繋がるんだとか・・・
失敗してもいいじゃないか!恥ずかしさのその先に、
見えてくるものがあるのかもしれませんぜ。ダンナ
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