香川照之の生い立ち。昆虫とボクシングが好きなカマキリ先生の父は猿翁

俳優

テレビでは、おなじみの顔としてドラマやバラエティほか、CMでもよく見かける香川照之さんですが、高視聴率を記録した半沢直樹では大和田常務を演じて世間の話題を一手に引き受けましたよね。


歌舞伎役者としては九代目 市川中車(くだいめ いちかわ ちゅうしゃ)を名乗るなど、俳優,ボクシング解説者と幅広く活躍されています。

今回はそんな、文部科学省「こどもの教育応援大使」でもある、香川照之さんについて探っていこうと思います。

香川照之さんのプロフィール

本名:香川照之(かがわてるゆき)
生年月日:1965年12月7日
出身高校:暁星学園
出身大学:東京大学文学部社会心理学科
職業:俳優、歌舞伎役者
歌舞伎役者としては九代目 市川中車を名乗る
出身地:東京都
所属事務所:ロータス・ルーツ
身長:171cm
血液型:AB型

スポンサーリンク

父との関係

母は俳優の浜木綿子さんですが、父である歌舞伎の二代目猿翁さんとは1歳のときに家を出て、3歳のときに両親が離婚して以来関わりは完全に絶たれていました。

しかし香川照之さんが芸能界で俳優デビューした後、25歳の冬に思い立って初めて公演先の父に会いに行ったのでした。

しかしその時に放たれた言葉が「今の僕とあなたとは何の関わりもないし、あなたとは今後二度と会うことはありません」と冷たく突き放されます。

それ以来、長らく確執が続いていましたが、香川照之さんに長男が誕生し、父の2度目の妻・藤間紫さんの取り計らいもあって父子関係を修復できました。

2011年9月の合同襲名会見時には、父といっしょに公の場に姿をあらわした香川照之さん。長かった冬が過ぎ去り、雪解けになりました。

その後、豪邸に3世代で同居していましたが、ほどなくして同居は解消し、現在は父の家には香川照之さんだけが住んでいるようです?

自身の結婚

私生活ではタンゴ歌手の冴木杏奈と長い交際の後、一時は婚約まで発展したのですが別れてしまいました。

程なくして、国際線のCAだった知子夫人と電撃入籍の際は、こうした経緯から「二股交際」報道がメディアを賑わせました。

しかし、2016年に21年連れ添った、知子夫人とは離婚してしまいました。

スポンサーリンク

ボクシング解説者として

熱狂的なボクシングファンとして知られ、ボクシング中継の解説者としても活躍している香川照之さん。

ボクシングを好きになったきっかけは、少年時代に具志堅用高の試合を見たことからであり国内はもちろん、海外の試合のビデオや専門誌を購入して研究するほどのマニアでもあるのです。

マニアゆえにタイトル戦などより新人のデビュー戦、国内戦を好んで観戦し、次世代の新たな才能を見出すことに強い関心を寄せているようなのです。

2011年公開の実写映画『あしたのジョー』に丹下段平役で出演した際に、ジョー役の山下智久には、ボクシングの初歩から手ほどきしたらしいとのことです。

昆虫好きな「カマキリ先生」

NHK(Eテレ)の昆虫についての科学系番組『香川照之の昆虫すごいぜ!』において、カマキリの着ぐるみを着て「カマキリ先生」と名乗り、意気揚々と番組を進行しています。

昆虫に対する並々ならぬ思いを語っている様は、作った感じでない生き生きとした表情で、「俳優生活苦節28年、やっと本当にやりたい仕事ができました!」と言わしめたほどでした。


「草むらを見るとムラムラする」と言うぐらい、昆虫に対しての愛がいっぱいであふれんばかりなのでしょうか。

これまでのイメージとはまったく異なる香川照之さんの立ち振る舞いから、SNS上でも話題沸騰となりました。

また、CMでも2017年の『キンチョール』のCMに、着ぐるみ出演された時も世間をびっくりさせました。

スポンサーリンク

フランス語が流暢

ある時期、香川照之さんがバイリンガルでフランス語がペラペラなんじゃないかと噂が立ちました。

そこで香川照之さんの生い立ちを調べてみると、小中高一貫の『暁星学園』を卒業されていました。

暁星学園とは、フランスのマリア会によって創立されたミッションスクールで、伝統的にフランス語学習に取り組んでおり、第一外国語がフランス語のフランス系カトリックの名門校です。

偏差値70の進学校と言われていて、卒業生の3分の1は医学部に進学するそうです。そんな香川照之さんが映画『TOKYO!』に出演した際の2008年のカンヌ国際映画祭の時に披露したフランス語でのスピーチが話題になりました。

基本的なフランス語のみじゃなく、ユーモアを取り入れて会場を笑いの渦に巻き込んだ、香川照之さんの流暢なフランス語は、学生時代に培った賜物でしょう。

香川照之さんは、この暁星学園を卒業しているので、幼い頃からフランス語が身近に感じていて、その秀才ぶりが今回のフランス語を流暢に話せる要因にもなったのでしょうね。

変幻自在の香川照之さん

ドラマの代表作としては、

ルーズヴェルト・ゲーム (2014年、TBS)

流星ワゴン(2015年、TBS)

『赤めだか』(2015年、TBS)

99.9-刑事専門弁護士SEASON I(2016年、TBS)

99.9-刑事専門弁護士SEASON II(2018年、TBS)

小さな巨人(2017年、TBS)

名探偵・明智小五郎(2019年、テレビ朝日)

集団左遷!!(2019年、TBS)

最後のオンナ(2020年、テレビ東京)

当確師(2020年、テレビ朝日)

日本沈没-希望のひと-(2021年、TBS)

などがあり、映画出演作品には、

るろうに剣心(2012年)

鍵泥棒のメソッド(2012年)

任侠ヘルパー(2012年)

ヤマトタケル(2013年)

劇場版 MOZU(2015年)

クリーピー 偽りの隣人(2016年)

七つの会議(2019年)

99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE(2021年、松竹)

などがあります。

本当にいろんな顔を持っていて、変幻自在に暴れまわる香川照之さんは、いま最も世間に注目されている俳優さんではないでしょうか?

これからも大いにはじけて、お茶の間を アッ!と言わせてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました