奈良美智は世界で活躍!大野智と友達でアトリエ「N’s YARD」

テレビ

世界的美術作家の奈良美智さんですが、皆さんはご存じでしょうか?

奈良美智さんは、世界的に評価されている美術作家で、ニューヨーク近代美術館やロサンゼルス現代美術館に作品が所蔵されるなど、世界的に高く評価されている日本人現代アーティストのひとりに数えられる人物なんです。

今回はそんな、外国では寿司屋のバイトで栄養補給をしていたという奈良美智さんについて考察してみたいと思います。

奈良美智さんのプロフィール

名前:奈良美智(ならよしとも)

生年月日:1959年12月5日
出身地:青森県弘前市
出身高校:青森県立弘前高等学校
出身大学:武蔵野美術大学中退後
愛知県立芸術大学美術学部美術科油画専攻卒業
同大学大学院修士課程を修了

奈良美智さんは、3人兄弟の末っ子で2人の歳の離れた兄がいましたが、歳が離れすぎているため、1人で遊ぶようになり、絵を描くなどして過ごすことが多くなりました。

しかし、決してインドア派と言うわけではなく、周辺の山々に1人で遊びに行くなど、冒険好きな一面もあったようです。

大学を卒業後、28歳のときにドイツへ留学した奈良美智さん。ドイツ行きに関しては自分を試すとかではなく、離れてひとりぼっちになった方がいいと本能的に思った故の行動でした。

1988年にドイツ国立デュッセルドルフ芸術アカデミーに入学し、1993年にデュッセルドルフ芸術アカデミーを修了した後、2000年まで、ケルン郊外にアトリエを構えて作品制作に没頭します。

徐々にヨーロッパや日本での個展が増え、彼の活動が注目されるようになり、ついに、12年間のドイツ滞在に区切りをつけて2000年に日本に帰ってまいります。

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ドイツからの帰国後は・・

2001年には帰国後初となる大規模な個展「I DON’T MIND, IF YOU FORGET ME.」

を横浜美術館で開催しました。

その後、吉井酒造煉瓦倉庫(青森県弘前市)や広島市現代美術館をはじめとする全国5カ所の美術館を巡りました。

2005年から東京を離れ、栃木県那須塩原の森の中にアトリエ「N’s YARD」を構えて制作拠点としています。

「N’s YARD」は公開されており、彼の制作現場やインスピレーションを与えてきたオブジェ等が展示されています。

また、創作しているのは絵画だけではなく、有名なところでは青森県立美術館が収蔵展示している、高さ8.5mの大きな『あおもり犬』という大型立体作品もあります。


間近で観たり触ったりできるので、子どもにも人気のこの作品のコンセプトは、美術館ができるずっと昔からこの場所に埋まっていて、美術館建設時に発掘されたという設定になっています。

一見可愛らしい感じがしますが、その表情はどこか寂しげで、下半身や手足が地中に埋まっている様は、何を表現したいのか考えさせられます。

作品のモテーフは、デフォルメされた子供や動物で可愛らしさとともに、残酷さや神聖さをイメージさせる作風は国内外で高い評価を得ています。

特徴的なこちらを見返す人物をモチーフにしたドローイングやアクリル絵具による絵画をはじめ、平面から立体まで表現方法も多彩で、タブローの連作シリーズをはじめ、日本の現代美術の第二世代を代表する現代アーティストの一人です。

ロサンゼルス現代美術館やニューヨーク近代美術館などにも作品が収蔵されており、美術に興味がなくても、何度かその作品を目にした事がある方も多いことでしょう。

世界中の多くの人が不思議な世界観のある作品に、こころ惹かれています。

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大野智さんとはお友達

嵐のリーダーで芸術作品に造詣の深い大野智さんとも親交があり、オオチャンならっちと呼び合う仲なのです。

大野智さんとは、2009年にNEWS ZEROの企画で対談して以降、24時間テレビでコラボするなど妙に気が合いプライベートでもよく一緒に過ごしているようです。

大野智さんも六本木ヒルズで開催された「FREESTYLE 2020 大野智作品展」では、中学の時に2点を取ったテストなども作品と同様に展示していました。

カレーライスが好物で音楽をこよなく愛し、作品の制作もロックを流しながら行うという奈良美智さん。

ミュージシャンのCDジャケットなども数多く手掛けている一方で、2013年には芸術選奨文部科学大臣賞を受賞するなど広く認知されています。

これからも沢山の作品を作って一人でも多くの人々に感動を届けてください。

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