ハラミちゃんの生い立ち。耳コピ絶対音感が17LIVEでお米さん!

テレビ

2019年2月にYouTubeにチャンネルを開設して以来、再生数・チャンネル登録者数を右肩上がりに伸ばしており、YouTube17LIVE(イチナナライブ)を中心に活躍しているポップスピアニストハラミちゃんを皆さんはご存じでしょうか?

キャッチフレーズは“絶対音感でお肉が大好きなピアノ弾き”。ファンからリクエストをもらって即興で演奏するライブ配信が人気を博しているんです。

今回はそんな、絶対音感のスイッチをもち、人なつっこいキャラクターで“お米さん”(ハラミちゃんのファン)を魅了するハラミちゃんについて探っていこうと思います。

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ハラミちゃんの生い立ち

両親とも音楽はやっていませんでしたが、4歳からずっとクラシックを習っていたハラミちゃん。特別クラシックピアノをやらせたいというより、勉強ができなくても絶対的な特技を身につけるべきというのがあったみたいで、「芸は身を助ける」とよく言われました。

自分にしかできない芸を磨きなさいって、ずっと言われていたそうです。

バレないようにこっそりポップスを弾いていた。

クラシックは、テンポキープとか指の動きとかすべての基本が詰まっているため、クラシックをマスターしないうちに、ジャズとかポップスをやってはダメっていうのがあって、クラシック以外は弾くのを禁止されていましたが、どうしてもクラシックだけだと息が詰まってしまったハラミちゃん。

当時好きだった『千と千尋の神隠し』の「いつも何度でも」っていう曲を、レッスンが終わったあと密かに気分転換のつもりで耳コピして弾いていました。

小学校の多目的ホールにピアノがあって、休み時間中に「いつも何度でも」を弾いていたら、すごい数の生徒が集まってきたことがありました。

そのときに、クラシックでは誰も集まってこないけど、ポップスを弾くとこんなに人を集められるんだなぁと実感。それ以来、流行っている曲とか自分が好きな曲を耳コピして弾くようになって、それが今につながっていると言います。

本当に自分がリラックスをできるのが、ポップスを弾いている瞬間なんだそうですよ!

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ポップスピアニストになるきっかけ

音大を卒業後には、社会人としての知識を身につけてピアノ以外の武器として社会人としてのスキルを積んだほうがいいと素直に思い、一般企業に就職することを選択したハラミちゃん。

会社で、あるミッションを任された時に、中途半端なことができない性格で、とことん突き詰めてやりすぎてしまうため、体調を崩してしまって会社を休職することに。

それで体も壊し、精神的にも参ってしまって、自分に自信が無くなってしまい3〜4カ月ぐらい家に引きこもるような生活を余儀なくされます。

その間は家族としか喋れなくて、スマホも見られないぐらい沈んでしまいます。そのときに、同じ会社の先輩(今のマネージャー)が「ハラミちゃんがいま自信を無くしてるなら、気分転換にハラミちゃんの人生のなかで一番自信があるものに挑戦しよう」といって、家から引っ張り出してくれてリハビリがてらにと、都庁に連れて行ってくれたのでした。

そこで初めて“都庁ピアノ”(東京都庁展望台にある誰でも自由に弾けるピアノ)の存在を知ることになり、そこで初めて弾いたのが映画『君の名は』の主題歌になったRADWIMPSの「前前前世」だったのでした。

弾き終わった時、そこにいた人たちが「すごく素敵だった」とか、いろいろ話しかけてくれて、そこで先輩が「じゃあこの動画をYouTubeにあげてみよう」となんとなしに勢いであげたら、その動画が2週間で30万再生することになってしまいます。

思いがけずたくさんの人がピアノに反応してくれたことで、引きこもっていた自分をブレイクスルーすることができたハラミちゃんでした。

YouTubeで、動画をアップしはじめたのは2019年6月からで、そこからは曲のチョイスとかもこだわりはじめて、どんな曲を弾けば皆さんに喜んでもらえるかを考えるようになっていきます。

年上の男性のファンの方達の青春時代、それこそCDが一番売れていた時代の曲、XJAPANBOØWY、Bzなどの曲を弾くことも・・


他のYouTuberがあまりやってなかったというのもありますが、X JAPANの「紅」は、初めて100万回再生されました。しかし、J-POPは実は全然知らなくて、X JAPANもあまり聴いてこなかったハラミちゃんは、ファンの方からリクエストが多かったものを、ひたすら勉強しているそうです。

基本、自分が知っている曲であれば弾けると言うハラミちゃん。絶対音感の持ち主で、知らない曲でも2,3回聴けば弾けるそうです。(すごいぞ!)

自分が一番大事にしていることは何かと考えたときに、“人”が一番だなと、人がどう感じているのかという点にすごく興味があって、人とのコミュニケーションの中でみんなを笑わせたり、笑顔が生まれる瞬間が大好きだということです。

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その体験ができるツールが17LIVEだった

ポップスピアニストとして活躍するために、“認知度”と“身近さ”が大切だと思っているハラミちゃん。

認知度の拡大に一番強いツールがYouTubeで、YouTubeではできないもっと親密で、生配信ならではの距離感を縮められるコンテンツツールが17LIVE

ストリートピアノは、はじめましての老若男女に聴いてもらえて、コミュニケーションが取れて、リアルな反応が得られるので、そこに魅力を感じているらしく、昔は自分のためにピアノを弾くというのもやっていたが、やっぱり、お客さんの反応があるというところに表現者としての醍醐味を求めているようです。

ピアノで全力パフォーマンスを・・

ハラミちゃんは、上原ひろみさんという世界的なジャズ・ピアニストの存在が大きかったようで、大学時代にたまたまライブ映像を見て、衝撃が走ったとのことでした。

それまでは、ピアニストはみんな同士のような感覚で、誰かに憧れるということはなかったハラミちゃんは、上原ひろみさんを見てはじめて憧れをいだきました。

この人のようになりたいと強く思って、上原ひろみさんの曲を耳コピしたり、コンサートに行ったりしているうちに、自分の音楽の中に上原ひろみさんのエッセンスを取り込むようになっていきました。

それまでの自分には、ちょっとした恥ずかしさがあって、みんなの前でピアノを弾くときは、型にはまったように弾いていたのですが、上原ひろみさんの演奏を聴いて、あんなに感情を爆発させて演奏していいんだと、自分の中にあった概念をひっくり返された出来事で、本当に感情に訴えかけてくるものがあって、表現者として、笑顔も弾き方もアレンジも作曲も、すべてに於いて惹かれていきました。

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ハラミちゃんの理想のピアニスト像

理想は、日本中で誰もが知っているけど、一番身近なピアニストだと言うハラミちゃん。親にやらされてるんじゃなくて、自分が好きな曲を、自由に弾けるようになるために、とにかく楽しんでピアノを弾いてくれる人を増やしたいとの願望を持っています。こんなに時代が変わって、いろんなピアニストがいるのに、どうしてもピアノって敷居が高くて、音大卒のお嬢様みたいなイメージがあるようで?

もちろん色々な人が出てきてイメージは変わりつつあるが、ピアノをより身近なものに感じてもらいたいと思った時に、自分のキャッチーさや生配信のコミュニケーションを駆使して、ピアノってこんなに楽しい楽器なんだよっていうのを広められるピアニストになりたいと頑張っています。

それでも有名になって、大きい会場でコンサートで演奏できるようになったとしても、都庁のストリートピアノとか生配信は、ずっと続けていきたいと公言しています。

 

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世界中で大人気のライブ配信アプリ

17Live(イチナナライブ)は、台湾に本社を置く「M17 Entertainment」が運営するライブストリーミングサービスのことで、当初は、Instagramのように写真や動画を共有するSNSとしてスタートしました。

その後、「スマホを利用したライブ配信」に特化したアプリとしてリニューアルされて以降、急速にヒットし、日本においても国内ナンバーワン配信アプリとして大きな支持を集めています。

17Liveのコンセプトは「だれもがなにかのアーティスト」。従来ではハードルが高かった「ライブ配信」という表現を、スマホ時代に向けて最適化することで、誰でも気軽にパフォーマンスができる新たなプラットフォームを誕生させたサービスです。(基本的には無料で利用できます。)

イチナナ、YouTube、ストリートピアノを通してJ-POPや洋楽、アニソンから演歌までジャンルにとらわれない楽曲をカバーし、ピアノの楽しさを伝える活動を続けているハラミちゃん。

世界で人気のライブ配信アプリ“17 Live(イチナナライブ)”がオンラインイベントを勝ち抜いた10組の人気トップライバーを集め、開催した音楽イベント<17 Music Wave>。このイベントのハイライトとなる人気投票で、見事1位を獲得したのです。(パチパチ!)


YouTubeは世界中のすごく幅広い世代の人が見ているメディアなので、自分の認知度を広げるため、かつ音楽を届けるためには動画が一番いいと思ったハラミちゃん。

「イチナナ」は生配信を通して演者とファンの方との距離がすごく近いので、ファンとの絆を深められるメディアだと思ったので、今こうして続けています。

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