真田広之の生い立ち。JAC出身のハリウッド俳優は意外と三枚目!

俳優

デビュー当初から仲の良い3人が、気心の知れた友人同士として自然体かつアドリブ全開で演じている三菱UFJ信託銀行のCMを皆さんはご存じでしょうか?

イメージキャラクターに起用された俳優の真田広之中井貴一柳沢慎吾の50代に突入した3人が自身の老後や相続などの身近な話題について語りあうという内容の展開が面白いですね。

その中でもボケ役を担当している真田広之さんについて今回は、探っていこうと思います。

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真田広之さんの生い立ち

名前:真田広之(さなだひろゆき)
本名:下澤廣之(しもざわひろゆき)
生年月日: 1960年10月12日
出身地: 東京都品川区大井
出身高校:堀越高等学校
出身大学:日本大学藝術学部映画学科
身長:170cm
血液型:A型
職業:俳優
所属事務所:ザ・リブラインターナショナル


真田広之さんは歌う映画スターで知られた高田浩吉さんの息子と遊んでいたところを芸能関係者にスカウトされ、雑誌モデルなどを経て劇団ひまわりに入団しました。

1966年に6歳で千葉真一主演映画『浪曲子守唄』でデビューし、中学校入学と同時に、幼少時に共演した千葉真一の主宰するジャパンアクションクラブ・通称JAC・に入ります。

1974年には映画『直撃! 地獄拳』に出演。高校入学後、千葉真一のアドバイスで学業に専念することになり、一旦芸能活動から身を引くことになります。

1978年、映画『柳生一族の陰謀』のオーディションに合格したことで芸能活動を本格的に再開し、千葉真一の命名により、千葉真一の「真」と千葉真一の本名である前田禎穂の「田」を組み合わせた、真田広之を芸名にしました。

1980年公開の映画『忍者武芸帖 百地三太夫』で映画初主演を果たし桃山城天守からの飛び降りシーンや、1981年公開の映画『吼えろ鉄拳』において東尋坊やヘリコプターから海へ飛び降りるシーンをスタントマンを使わない吹き替えなしで、おこなっています。

『魔界転生』での沢田研二とのキスシーン、『道頓堀川』での松坂慶子とのベッドシーン、『里見八犬伝』での薬師丸ひろ子とのラブシーンなどのきわどいシーンを演じたことも話題になり、1984年公開の『麻雀放浪記』にも主演として抜擢されました。

1988年の『快盗ルビイ』では三枚目を演じて、演技の幅を広げることになり、アクション俳優としての、枠を超えた演技を求めたことで1989年にJACから独立し、ザ・リブラインターナショナルを設立します。

1993年、テレビドラマ『高校教師』に出演し、幅広い世代からの認知を得ると、同年のファッション雑誌『アンアン』が毎年誌上で開催する「好きな男ランキング」では1位に選ばれています。

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結婚、不倫そして離婚!

真田広之さんは1990年に手塚理美さんと結婚していましたが、1995年公開の映画『写楽』で共演した葉月里緒菜さんとの密会現場が写真週刊誌に掲載され、同年7月から妻の手塚理美さんと別居。1年半後の1997年3月に離婚します。慰謝料は1億円とも言われました。

真田広之さんがフィリピンのマニラで映画撮影を行っているところに葉月里緒菜さんが現地までおしかけたそうで、そのマニラでの一部始終を週刊誌に撮影されてしまったそうで不倫を連日メディアで放送されていたことが離婚に至った原因で、その後、葉月里緒菜さんが週刊誌の取材で、「奥さんがいてもいなくても関係ない。出会ってしまったものはしょうがない」と発言したことが世間から大バッシングを受けることとなりました。

当時、葉月里緒奈さんは清純派女優で20歳でしたがこの年で魔性の女と呼ばれるようになりました。

本格的に海外進出を果たすことに・・

1999年から2000年にかけて、全編英語の台詞での『リア王』(蜷川幸雄演出)によるロイヤル・シェイクスピア・カンパニー公演にナイジェル・ホーソーンなどイギリス演劇界の俳優達と共に、唯一の日本人キャストとして出演しました。

その演技力と共に日英両国の文化交流の架け橋としての功績を評価され、イギリスの女王エリザベス2世より名誉大英帝国勲章第5位(Honorary Member of the Order of British Empire: MBE)を授与されました。

2000年以降、本格的に海外進出を果たした真田広之さんは、昔からアクション俳優として交流があったジャッキーチェンさんと「ラッシュアワー3」で共演を果たし、「47RONIN」では後に師匠と呼ばれることになるキアヌ・リーブスさんとも共演されています。

2002年に公開されアカデミー外国語映画賞にもノミネートされた『たそがれ清兵衛』で各映画賞を総なめにしたことや、翌2003年公開の『ラスト サムライ』に出演したことで、日本を代表する俳優の一人となりました。

『ラスト サムライ』では、主演のトム・クルーズに殺陣や日本語を親身になって教え込んだ真田広之さんですが、彼のアクションがあまりにも素晴らしいため、自分が食われてしまうと危惧したトムは、プロデューサーに真田広之さんの出演シーンを大幅にカットさせたという逸話が残っています。

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日本国内映画での主演作品としては、

忍者武芸帖 百地三太夫(1980年、東映)

燃える勇者(1981年、東映)

伊賀忍法帖(1982年、東映)

里見八犬伝(1983年、東映)

彩り河(1984年、松竹)

麻雀放浪記(1984年、東映)

犬死にせしもの(1986年、松竹)

快盗ルビイ (1988年、東宝)

病院へ行こう(1990年、東映)

継承盃(1992年、東映)

眠らない街〜新宿鮫〜(1993年、東映)

写楽(1995年、松竹)

助太刀屋助六(2002年、東宝)

たそがれ清兵衛(2002年、松竹)

亡国のイージス(2005年、日本ヘラルド)

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日本国外映画の出演作は、

皇家戦士 皇家戦士/Royal Warriors(1986年、香港)

ラスト サムライ The Last Samurai(2003年、アメリカ)

上海の伯爵夫人 The White Countess(2005年、イギリス)

PROMISE 無極(2005年、中国)

ラッシュアワー3 Rush Hour 3(2007年、アメリカ)

スピード・レーサー Speed Racer(2008年、アメリカ)

ウルヴァリン: SAMURAI The Wolverine(2013年、アメリカ・オーストラリア)

47RONIN 47 Ronin(2013年、アメリカ)

レイルウェイ 運命の旅路 The Railway Man(2013年、イギリス)

ミニオンズ Minions(2015年、アメリカ)

Mr.ホームズ 名探偵最後の事件 Mr. Holmes(2015年、アメリカ・イギリス)

ライフ Life(2017年、アメリカ)

アベンジャーズ/エンドゲーム Avengers: Endgame(2019年、アメリカ)

ミナマタ Minamata(2020年、アメリカ)

などがあります。

最後に一言

現在は主にハリウッドで活躍している真田広之さんですが、2010年に行われた「グリーンプラネット・フィルム・アワード」にてジェットリー、渡辺謙、チャンツィーなど多くの俳優や女優がノミネートされていた中、そんな、有名なハリウッド俳優達を抑えて

の「ハリウッドで最も活躍しているアジア俳優」に選出されています。

最近では日本でのドラマ出演はしていないようなのでCMでしか見かけませんが、ワールドワイドに活躍していたんですね!

何はともあれ、これからもたくさんの人たちに感動を与え続けてください。

ガンバレ!真田広之!

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