「撮影現場でガチで命を賭け続けて世界に認められた伝説のアクション俳優」の坂口拓さんをご存じですか?
坂口拓さんはアクション相手に「本気で殺しに来てくれ!」とガチでお願いするヤバい俳優。アクションのほとんどが段取りを決めないアドリブのため骨折は100回以上。
今回はそんな、現代忍者・坂口拓にスポットを当てて探ってみようと思います。ニンニン
坂口拓さんのプロフィール
名前:坂口 拓(さかぐち たく)
生年月日:1975年3月15日
出身地:石川県
身長:175cm
特技:ウェイブ、総合格闘技
職業:アクション俳優、アクション監督
出演よりも演出の方が際立って多く
演出等映画(作品)
愛のむきだし(2009年) アクションデザイン
鎧 サムライゾンビ(2009年) 監督
小出むきだし(2010年) 脚本・監修
ヤクザガール(2010年) アクション監督
冷たい熱帯魚(2011年) アクションデザイン
ヒミズ(2012年) アクション監督
TOKYO TRIBE (2014年) アクション監督
虎影 (2015年) アクション監督
アイアングランマ(2015年) アクション監督
リアル鬼ごっこ(2015年) アクション監督
HiGH&LOW THE RED RAIN (2016年)
ブルーハーツが聴こえる「少年の詩」(2017年)
東京ヴァンパイアホテル(2017年) 監督
世界は今日から君のもの (2017年)監修
蠱毒 ミートボールマシン (2017年)監修
デメキン(2017年) アクション監督
クソ野郎と美しき世界「ピアニストを撃つな!」
アイアングランマ2(2018年) アクション監督
下忍 赤い影(2019年) アクション監修
など、いろいろな作品でアクションの演出等の仕事をされています。
変わったところでは、愛知県稲沢市出身、日本芸術高等学園卒業で俳優の生田斗真さんを夫に持つ清野菜名さん。
彼女は高校2年生のときに1年間、アクション養成所にてアクション監督・坂口拓のもとでボクシングや立ち回り、アクロバットなどの本格的なアクション訓練を受けていますよ。
近年の俳優としての映画出演作品は
RE:BORN(2017年)
レッド・ブレイド(2018年)
キングダム(2019年)
劇場版 忍者じゃじゃ丸くん(2020年)
恋の墓(2020年)
暴力無双 (2021年)
プリズナーズ・オブ・ゴーストランド(2021年)
などがあります。
はじめて出演した映画『VERSUS ヴァーサス』では、顔面や体を本気で殴り合うリアル・アクションを披露し、作品はもちろん、主演の坂口拓さんも映画業界でやばいやつがおると、話題となりました。
そんな坂口拓さんですが、学生時代は運動神経も悪く、勉強も苦手で気弱な少年だったようです。
高校生の時には、駅でたむろする不良学生たちにカツアゲされるのが嫌で、わざわざ片道20キロの距離を自転車で通学する日々を決意した結果、自然と足腰が鍛えられ、次第に強靭な体ができていったことで、アクション俳優を目指すことを決めたみたいですのよ。
坂口拓さんはアクション俳優やスタントマンの登竜門「ジャパンアクションクラブ」に入団するもののアクションが「リアルじゃない」と感じてすぐに辞めてしまった経緯があります。
『昨今の映画業界について』 #坂口拓 pic.twitter.com/KM1ARXdDOH
— DDDEmz (@DDDEmz) April 6, 2022
ある時に新人アクション俳優である坂口拓さんに、『仮面ライダーカブト』のラスボス役が舞い込んできました。
このオファーに対し、ダメ元で「仮面ライダーを素手でボコボコにしていいなら出ます」という条件を突きつけ条件通り、素手や蹴りなどでライダースーツが破損するぐらいボコボコにし、業界では「ヤバいアクション俳優がいる」と噂が立つようになったとのことです。
しかし、当時はアクションなしの二枚目役のオファーばかり届いたそうで、坂口拓さんは「リアル・アクションしかやりません」とそれらのオファーをほとんど断っていたとのこと。
その後、順調に経験を積んでいた坂口拓さんは、肩甲骨の動きを利用し瞬発的なスピードを生み出す戦闘術「ウェイブ」を習得します。
本気でかかってくる弟子を相手にナイフやピストル、バットを奪ってみせるなどの技術を習得していきます。
映画「RE:BORN」ではそのウェイブで次々と相手を倒すアクションを披露して、あのハリウッドの大スターであるニコラス・ケイジから世界一のアクション俳優と絶賛されたこともあります。
まさに、日本を代表する伝説のアクション俳優となった坂口拓さん。最近では、そのリアルアクションをドラマの中で披露していますよ!青いパーカーを着て・・・
まとめとして
坂口拓さんは、これまで数々のアクション映画に出演し、ひたすらリアルアクションにこだわり、俳優業や演出、監督などを務めてきました。
そのほとんどが、段取りを一切決めないというスタイルで、今までの負傷箇所は歯4本、全身の骨折回数100回以上、切り傷120箇所。
2020年8月に公開された主演作『狂武蔵』では、588人との本気の殺陣、77分ワンカットの撮影に挑戦するなど、唯一無二のアクション俳優として世界でも高く評価されています。
なかなか万人受けすることが難しい分野とは思いますが、自分がこれだ!と思った道を突き進む様は、潔く、男らしく、爽快でもあります。
これからもずっとやり続けてください。
お身体だけは気を付けて!
追記:
坂口拓さんが、例の青いパーカーを着て・・・またまたドラマに登場しています!
#レッドアイズ の最後伏見の顔殴った人って、ロバ丸が少プレでアクションのロケ行った時の人か!!! pic.twitter.com/FhnYOaQPNK
— ぴみ (@_______piMI___) February 20, 2021
園子温監督の “性加害” 疑惑報道で坂口拓さんが「俳優Tは私」と名乗り謝罪動画を出しましたね。
しかし肝心の園子温宅への連れ込み には触れておらず「謝罪になってない」との声が多数寄せられています。
そもそも坂口拓さんは園子温監督との関係は古くからあり、2009年の『愛のむきだし』ではアクションデザインとして関わっており、2012年の『ヒミズ』、2014年の『TOKYO TRIBE』ではアクション監督まで務めています。
2013年の『地獄でなぜ悪い』や、2021年の園子温監督ハリウッドデビュー作『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』には俳優としても出演するなど、公私ともに深い関係にあったのではないでしょうか?
早くすっきりとした決着をつけてほしいものです。
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