中村倫也の生い立ち。サッカー少年が俳優になれたのはムロツヨシのおかげ

俳優

NHKの朝ドラ「半分、青い。」に出演したことをきっかけにブレイクした俳優さんと言えば、中村倫也さんですが皆さんはご存じでしょうか?

ドラマ『この恋あたためますか』(TBS系)に出演の際は、コンビニチェーンのキレ者社長・浅羽拓実役で世の女性たちを虜にしてしまいました。

今回はそんな、学生時代は、サッカーに情熱を注いでいたという中村倫也さんについて探ってみたいと思います。

中村倫也さんのプロフィール

名前:中村 倫也(なかむら ともや )
本名:中村 友也(なかむらともや)
生年月日:1986年12月24日
出身地:東京都
出身高校:国士舘高校
出身大学:日本大学芸術学部演劇学科
身長:170cm
血液型:A型
職業:俳優
ジャンル:映画、テレビドラマ、舞台
活動期間:2005年~
所属事務所:トップコート

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いつの間にか俳優へ

中村倫也さんは少年期にはサッカー小僧だったようで、高校はサッカーの強豪校である国士舘高校に入学します。

しかし、サッカー部の勝負にシビアすぎる体制が自分とは合わなかったのか、結果ばかりにこだわるサッカー部を1年で辞めてしまいます。

その後は、卒業までもっぱら勉強の虫だった中村倫也さんは、優等生として文化祭とかの出し物を考えたり、クラスのTシャツを作ったりするなど、協調性もしっかり持ちあわせていました。

高校時代の体育祭とかイベント事に一致団結して望んだことが、今でも充実していた学園生活だったと思い出されるそうです。

2005年4月に日本大学芸術学部演劇学科へ推薦入試で合格し入学しますが、その年の夏には、中退してしまいます。

それは、2005年10月の連続テレビ小説『風のハルカ』への出演が決まり8ヶ月の間、撮影場所の大阪に住むことになったための決断だったようです。

現在はドラマや映画、舞台とジャンルを問わず八面六臂の活躍をしている中村倫也さんですが、自分から意欲的に芸能の世界へ飛び込んだ訳ではありませんでした。

きっかけは高校生の時に同級生の知り合いのスカウトからで、これを受けた彼は養成所に入所し、一年間レッスンを積んだ後、映画のオーディションに合格し本格的に俳優としてデビューを果たします。

その映画が、たけし軍団のダンカンさん監督の「七人の弔」だったのです。

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転換期から熟成期へ

ブレーク前の20~25歳までは暗黒期だったと自身が語っているように、荒みまくっていました。

同世代の若手俳優が売れていくのを横目に「売れるとかじゃねえし」などと腐ってしまっていたのです。

そんな時に目を覚まさせてくれたのが、ムロツヨシさんでした。

ムロツヨシさんの叱咤激励の言葉をきっかけに、自分を見つめ直すことができた中村倫也さん。

「おもしろいものを作りたいしおもしろい役者になりたい。そのためには逃げずに売れることも考えなきゃいけない」と、仕事への向き合い方を軌道修正し、現在の地位を手に入れることができました。

中村倫也さんとムロツヨシさんといえば、『スーパーサラリーマン左江内氏』での、刑事と警官のおもしろコンビでの共演が話題でしたが、プライベートでもよく飲みに行く間柄だそうですよ。

30歳を過ぎてのブレイク後は、あれよあれよと仕事が舞い込み一躍、お茶の間の人気者になっていきます。

最近の映画出演作品には、

美人が婚活してみたら(2019年3月、KATSU-do)

長いお別れ(2019年5月、アスミック・エース)

台風家族(2019年9月、キノフィルムズ)

屍人荘の殺人(2019年12月、東宝)

影裏(2020年2月、ソニー・ミュージックエンタテインメント)

水曜日が消えた(2020年6月、日活)

人数の町(2020年9月、キノフィルムズ)

サイレント・トーキョー(2020年12月、東映)

私をくいとめて(2020年12月、日活)

ファーストラヴ(2021年2月、KADOKAWA)

騙し絵の牙(2021年3月、松竹)

ウェディング・ハイ(2022年3月、松竹)

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最近のドラマ出演作品としては、

初めて恋をした日に読む話(2019年、TBS)

オリガミの魔女と博士の四角い時間(2019年、Eテレ)

凪のお暇(2019年、TBS)

不協和音 炎の刑事 VS 氷の検事(2020年、テレビ朝日)

美食探偵 明智五郎(2020年、日本テレビ)

この恋あたためますか (2020年、TBS)

岸辺露伴は動かない(2020年、NHK総合)

珈琲いかがでしょう(2021年、テレビ東京)

コントが始まる (2021年、日本テレビ)

などがあります。

最後に一言

話題作に次々と出演し、役ごとにガラリと印象を変える中村倫也さん。

ドラマ『この恋あたためますか』(TBS系)でのコンビニチェーンのキレ者社長・浅羽拓実役をまさに、地で行くようなクールでどこか憎めない温かさを持ったナイスガイでしたね!

役者というのは、いろんな見られ方や印象の与え方をする仕事なので、どう思ってもらってもいいし、見る人によっていろんなふうに思ってもらえることが嬉しいと語る中村倫也さん。

楽しいことが好きで基本的には、ヘラヘラしてる奴です。と自己分析していますが、いざ仕事のこととなると「やるべきことをやる」中村倫也さん。

やはり、どうしたってカッコいいんです!

追記:

中村倫也さんが、NHK・Eテレで5月4日からスタートする『ザ・バックヤード 知の迷宮の裏側探訪』(後10:00~10:30)の番組案内役としてナレーションを担当するそうですよ。

いろんな博物館や美術館などのバックヤードにカメラが潜入し、普段お目にかかれない貴重な所蔵品から、関係者イチオシのコレクションなどを紹介するのだそうです。

普段見ることのできない裏側をこっそり教えます番組、ちょっと気になりますよね!

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