世界的なクラシックギター奏者として知られる村治佳織さんですが、皆さんはご存じでしょうか?
父と弟もギター奏者として活躍されているように、まさにギター一家なんです。
そして「クラシックギターの魅力を、多くの人に伝えていきたい」と自分の演奏を聞いてもらえる限りは続けていこうと考えています。
それでも、自分自身で楽しみながら弾いていこうと決心し、この先ずっとギターとともに生きていこうと語っておられます。
今回はそんな、クラシックギターの申し子・村治佳織さんについて探っていこうと思います。
麗しい #村治佳織 さんと。
村治さんのギターの音は、爪で弾いているのを忘れるほど色のある艶のある音色。
一音で泣かせるというクラシックの大命題をクリアしている方でございます。#五木ひろし さんと三人で絶賛アルバム作り中。
出来上がりをお楽しみに‼️
🎤🎹🎸←アコギの絵文字ないの? pic.twitter.com/wsD1nf71lh— 清塚信也 (@ShinyaKiyozuka) May 15, 2021
村治佳織さんの生い立ち
名前:村治佳織(むらじかおり)
生年月日:1978年4月14日
出身地:東京都台東区出身
出身高校:女子聖学院高等学校
職業:クラシックギター奏者
村治佳織さんは、3歳からギター奏者である父の手ほどきを受け、10歳でギター奏者、福田雄一に師事します。
1991年には、学生ギター・コンクールにおいて、最優秀賞を受賞すると翌年の1992年には、ブローウェル国際ギター・コンクール及び東京国際ギター・コンクールで優勝を果たします。
若くして実力を認められた村治佳織さんは、1993年、ビクターエンターテイメント株式会社からでデビューCD「エスプレッシーヴォ」をリリースし、15歳でデビューリサイタルを開催するほどで・・・天才少女あらわるですね!
世界をまたにかける活躍
1996年5月、イタリア国立放送交響楽団の定期演奏会に招かれ、本拠地トリノにおいて共演、欧州デビューを飾ります。
尚、このコンサートはヨーロッパ全土にテレビ放映されました。すごいことです。
プロのギタリストとして本格的に活動を始めた村治佳織さんは、女子聖学院高等学校を卒業後、1997年にパリのエコール・ノルマルに留学し、多くの優秀な演奏家を育て上げたアルベルト・ポンセの教えを受けます。
その後、1999年エコール・ノルマル卒業と同時に帰国、本格的なソロ活動を開始します。
NHK交響楽団をはじめとする国内主要オーケストラとも共演を重ね、幅広い層からの支持を得るようになります。
2000年ドイツのフォーグラー・カルテットと日本ツアーを行い、新たなる室内楽の分野に挑戦し初のDVD『Contrastes』をリリースしました。
国内の主要オーケストラとの共演はもちろんのこと、海外でも幅広く活動して行くようになった村治佳織さんは、2003年、日本人としては初めてとなる、イギリスの名門クラシックレーベルのデッカ・レコードと長期専属契約を結びました。
最初のアルバム「トランスフォーメーション」は、「レコード芸術」9月号にて特選として最高の評価を得るとともに、第19回日本ゴールドディスク大賞「クラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤー(洋楽)」を獲得しました。
2004年、英国DECCA移籍後第1弾CD『トランスフォーメーション』発売記念ツアーを日本全国で展開。『トランスフォーメーション』を第1弾としてヨーロッパ、韓国、香港をはじめ世界発売となります。
2012年には、シアターコクーン5月公演「シダの群れ」純情巡礼編(ギター演奏)に出演しました。
2017年6月 韓国ソウルアーツセンターにてビオラ奏者、リチャード・ヨンジェ・オニールと共演後は、2018年DECCA盤第10弾となるソロ・アルバム『シネマ』をリリース。
天空の城ラピュタ「君をのせて」
一流音楽家 #ドリームデュオ#村治佳織 #宮田大
弦楽器、素敵💖💖💖😉👍#天空の城ラピュタ#君をのせて#ジブリ#音楽好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/NW3xQJlrPb— ~笑顔team~ 💌Chihaya💌 (@team_smileworld) March 28, 2020
『徹子の部屋』のテレビ出演では、弟の奏一とデュオ演奏を披露し、世間にその腕前を見せつけることになりました。
これまでに、ビクターエンタテインメント株式会社より、CD『エスプレッシーヴォ』『グリーンスリーブス』『シンフォニア』『パストラル』『カヴァティーナ』『アランフェス協奏曲』『レスプランドール』『エステーラ(ベスト盤)』『スペイン(ベスト盤)』をリリースしています。
その他にも、伊藤園「充実野菜」や トヨタ自動車「アリオン」のテレビCMに出演したり、ミキモトのイメージキャラクターとして起用されるなど、メディアへの登場も多く、世間一般に知れ渡ることとなりました。
最後に一言
世界的には有名な村治佳織さんですが、クラシックギターという日本ではマイナーなジャンルであるため、なかなか難しいのですが・・・
それでも地道な活動が功を奏してか、そのビジュアルの美しさからテレビやメディアではよく見かけることがあります。
「これからもクラシックギターの魅力を、多くの人に伝えていきたい」と自分の演奏を聞いてもらえる限りは、懸命に、そして楽しみながら弾いていこうと決心し、この先ずっとギターとともに生きていこうと語っておられます。
わたくしも、微力ながら応援していきます。
ふれー!ふれー!村治佳織
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