国内女子ツアー2020年最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の最終ラウンドが終了。
原英莉花さんが3バーディ・3ボギーの「72」で回り、トータル10アンダーで逃げ切り。今季2勝目で通算3勝目を果たしました。
10月の日本女子オープン選手権に続く、四大大会2連勝で、2022年からの5年のシード権も獲得。ちなみに、優勝賞金は3千万円です。
#原英莉花 プロ
2勝目等身大パネル設置⤴️#全米女子オープン
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今回はそんな、国内男子ツアー史上最多94勝を誇る尾崎将司の愛弟子としても知られている原英莉花さんについて探っていこうと思います。
原英莉花さんの生い立ち
名前:原英莉花(はらえりか)
生年月日:1999年2月15日
出身地:神奈川県横浜市
身長:173cm
体重:58kg
所属:日本通運
職業:プロゴルファー
血液型:O型
趣味 :音楽鑑賞、カラオケ
原英莉花さんは10歳でゴルフを始めると、小中学校時代は神奈川の学校に通っていました。
高校はゴルフ部のある「湘南学院高等学校」へ進んだ原英莉花さん。
同高校在学中の2015年に憧れていたジャンボ尾崎こと尾崎将司さんの自宅に直接行き、弟子入りを志願します。
尾崎将司さんとは知り合いだったわけではなく、知人の紹介だったようですが素質を買われて門下生として認められ、尾崎将司さんに師事することとなりました。
湘南学院高校時代の2016年に神奈川県のアマチュア大会で優勝、同じく2016年に「リゾートトラストレディス」で16位タイという成績をおさめて、ローアマチュアを獲得しています。
それでも学生時代から日本チャンピオンになる選手もいたりはするので、アマチュア時代の成績がずば抜けてすごいワケではありませんでした。
高校卒業後、2017年にプロテストに一度は失敗しましたが翌年、2018年にプロテスト2度めの挑戦で見事に合格を果たします。
プロ入り後の驚異的なスピード出世
2018年「第2回リランキング」で16位にランクされたことによりLPGAツアー終盤戦の出場資格を得て、最終的に年間獲得賞金ランキング38位で自身初のシード入りを果たすこととなります。
同年12月7日、ツアー外競技の「LPGA新人戦加賀電子カップ」で優勝。
2019年6月「リゾートトラストレディス」においてペ・ソンウとのプレーオフを制してプロ入り後1年ちょっとでLPGAツアー初優勝を果たします。
まさに、驚異的かつ飛躍的な活躍で最終的に年間獲得賞金ランキングで自身最高位となる14位となり、2年連続のシード権を確保して、黄金世代の仲間入りとなりました。
そして、2020年10月4日、「日本女子オープンゴルフ選手権競技」で公式競技初優勝を果たし、国内女子ツアー2020年最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」では初日から最後まで首位を譲らない4日間完全優勝で公式戦2勝目(ツアー3勝目)を記録しました。
「 #ニッポンの食 」でパワーアップキャンペーン💪
全農は、今シーズンより全農国産農畜産物アンバサダーの #原英莉花 選手(日本通運)を「ニッポンの食」で応援しています⛳️🏌️♀️
こちらは以前 #JAタウン からの差し入れをした時の写真です😊#全農 #農家の皆さんありがとう pic.twitter.com/a0MVONTV7e
— 全農広報部 スポーツ応援 (@zennoh_sports) April 23, 2021
原英莉花は尾崎将司の愛弟子
湘南学院高等学校在学中に憧れの存在であった尾崎将司さんの自宅に直接行き、弟子入りを志願したという原英莉花さん。
それまでは弟子といえば男ばかりで、女性を教えることはなかった尾崎将司さんですがドライバーのスイングを見て素質を見抜き門下生として認められたのが原英莉花さんでした。
アプローチなどはまるでダメだったようですが、伸びしろを見極めたジャンボさんの眼力はさすがですね!
【72歳のジャンボ尾崎、現役続行の意向】
国内男子ゴルフで歴代最多のツアー94勝を誇る大ベテランの尾崎将司(72)が来季も現役を続行する意向を示しました。 #尾崎将司
記事はこちらへ⇒https://t.co/by7zEtuXyH pic.twitter.com/qtolCudrgC
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) November 21, 2019
ジャンボさんの教えは、スウィングの細かいことは教えたりせず、ラウンドで見つかった課題を持ち帰って克服するということを重点に置いているらしく、課題を見つけることを大事にし、しっかりと自分で考える力を持つことを重点に置いているようです。
原英莉花さんの上手くなろうとする情熱はすごく、練習やトレーニングに対する姿勢も素晴らしいということでその意識で練習し実践するかたわら、周りには実績のあるベテランプロがいるという環境が、プラスに作用していま結果として出ているようです。
原江里菜は姉妹ではなく12歳上のだいぶ先輩
名前が似ていてよく間違われやすいのが原江里菜(はらえりな )さんです。
原英莉花と原江里菜パッと見ると姉妹では・・?と勘違いしそうですよね。
けれど、原江里菜さんは姉妹ではなく12歳も上のベテラン選手なのです。
1987年11月7日生まれの、愛知県豊田市出身の原江里菜さんは、身長164cm、体重60kg、血液型はB型です。
宮里藍さんも通った南光学園東北高等学校進学後は宮里兄弟の父・宮里優さんに師事。
国体ゴルフ競技少年の部で団体優勝して、JGA女子ナショナルチーム(日本代表)に抜擢され、同年、東北高校の2学年先輩である宮里藍さんがプロトーナメントで優勝を果たしたのを目の当たりにして、プロゴルファーになることを決心します。
アメブロを更新しました。 『ファイナルQT』 #週刊ゴルフダイジェスト #原江里菜プロhttps://t.co/wqLPhHw5G3
— 尚人パパ (@7010papa) December 4, 2018
プロ転向後の主な成績は、
2008年 NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 優勝
2015年 大東建託・いい部屋ネットレディス 優勝
2016年 サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント 3位タイ
2016年 大王製紙エリエールレディスオープン3位タイ
などです。
最後に一言
男兄弟の真ん中で育った影響かもしれませんが、性格はさばさばしていて男勝りと言われる原英莉花さんですが、アイドル並みの顔面を持ち、高身長でスタイルも抜群!
これからも黄金世代の代表として女子ゴルフ界をけん引していってください。
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