今シーズン中日ドラゴンズの押しも押されぬエースとして大活躍している大野雄大投手は皆さんはご存じでしょうか？
マウンド上ではクールな表情でバッターに投げ込んでいきますが、普段は性格が良い！と評判のナイスガイです。
多少、お調子者でひょうきんな所も見受けられますが、それも愛嬌で！
自分から進んで自分のために練習を行う、いわゆる大人の選手です。
今回はそんな、大野雄大投手について探っていこうと思います。
大野雄大投手の生い立ち
名前：大野雄大（おおのゆうだい）
生年月日：1988年9月26日
出身：京都府京都市伏見区
出身高校：京都外大西高等学校
出身大学：佛教大学
身長：183㎝
体重：83㎏
所属：中日ドラゴンズ
ポジション：投手
投げ：左投げ
打席：左打ち
血液型：О型
2010年ドラフト1位
大野雄大が握るのは…前半ラストから五輪球で調整してきました【中日・小林広報の必撮ワンポイント】#中日ドラゴンズ #大野雄大https://t.co/kNm6Mkv9m4
— 中日スポーツ (@chuspo) July 20, 2021
大野雄大投手が2歳の時に両親が離婚し、2歳上の姉とともに母子家庭として母親のもと、厳しい環境の中での生活を強いられます。
砂川小学校5年生の時にスポーツ少年団で野球を始め、サウスポーを生かして6年生からはピッチャーを務めるようになりました。
しかし、京都市立藤森中学校2年生の時に投手として出場した練習試合でフォアボールを連発して試合をぶち壊してしまい、自分自身の不甲斐なさから一時は野球を辞めようと思っていたようです。
しかし、優しいチームメイトの励ましで立ち直り、その後は必死に練習するようになりました。
大野雄大投手は、この試合が自分がこの先ずっと投手としてやっていこうと考えた第一歩になったと後に語っています。
母子家庭だったこともあって公立への進学を考えていましたが、京都外大西高へ当時の監督さんから誘われて入学しました。
3年春の第78回選抜の初戦で東海大相模に敗れたものの甲子園初先発を果たしました。
3年夏も甲子園出場を目指したが、京都大会準決勝で福知山成美に敗れ出場はできませんでした。
高校卒業後は、「野球人としても人間としても成長できる」と勧められ佛教大学に進学をします。
1年秋から4年春まで続く16連勝の活躍で、3季連続でリーグMVPとベストナインを獲得。
京滋リーグでは通算で24試合に登板し18勝1敗の成績を残し、その活躍から、斎藤佑樹、大石達也、澤村拓一とともに「大学球界BIG4」と呼ばれていました。
しかし、2010年8月に肩を痛めてからはマウンドに上がることができずに、ドラフトで指名を回避されるかもしれないという不安感を持っていた大野雄大投手。
中日ドラゴンズから1位指名を受けることができて、母子家庭で経済的に厳しい環境で育ってきたことから「苦労かけたお母さんを安心させたい」という抱負を語っています。
プロに入ることができて、とりあえずは母親に恩返しができたと喜んでいました。
プロ野球選手になって
プロ１年目、2011年の合同自主トレ・沖縄キャンプは左肩のリハビリに重きを置いて、本格的に投球練習を開始したのは4月からでした。
入団当時の監督である落合博満さんからは1年間は肩の治療に専念しろと言われたのが精神的にも良かったしそれがあったおかげでつぶれずに今までやってこれていると思っている大野雄大投手。
2012年7月11日の甲子園球場で、おこなわれた阪神タイガース戦で自身2回目の先発で投げさせてもらい、5回1/3を7安打1失点でプロ初勝利を飾ります。
2015年は前半戦9勝と勢いづいたのですが、後半戦は2勝と振るわず、最終的に11勝10敗で、3年連続２ケタ勝利でなんとか終わることができました。
シーズンオフの12月に、年俸約6300万円増の約1億800万円で一発更改で１億円プレイヤーの仲間入りを果たします。
2018年は調子が上がらずに、開幕からローテーションに入ることができずに、シーズンで6試合に先発したが、結果は0勝3敗、防御率8.56。
2019年は9月14日にナゴヤドームで行われた対阪神タイガース23回戦においてNPBで81人目となるノーヒットノーランを達成。
2020年は防御率1.82完投10 完封 6 勝利 11 勝率647の成績。
結婚と家族
大野雄大投手が交際期間3年を経て、2012年11月26日に大学時代の同級生と結婚。
お相手は京都出身の鈴木美優奈さんという方で佛教大学でチアリーダーとして活躍していました。
大学1年生の時に、吹奏楽部の定期演奏会の受付をしていた彼女に一目ぼれした大野雄大投手は、猛アタックの末に交際にこぎつけ、3年の後にめでたくゴールインとなったのです。
その後は、2017年に長女が2018年には二女が誕生しています。
【侍ジャパン強化合宿】2021.07.19
帽子の上にグラブをかぶる大野雄大投手#dragons#中日ドラゴンズ #大野雄大#楽天生命パーク宮城 pic.twitter.com/kskux1Wbt3
— 東スポ 中日ドラゴンズ取材班 (@tospo_dragons) July 19, 2021
国内FA権を取得。宣言すれば・・・
昨年オフに中日ドラゴンズの複数年契約提示を断り、単年契約を結んだ彼が今年7月に国内FA権を取得し、今オフの動向が注目されています。
FA宣言をすれば、FA市場の目玉となることは確実で中日を含めた複数球団との争奪戦になることは必至。
報道では阪神が大野雄大投手の獲得調査に本腰を入れることが30日、分かったと伝えられていますが・・
FA宣言となった場合、阪神は即座に獲得へ向けて動く可能性大ですねえ！
大野雄大投手には、堂々とFA宣言して、好条件をつかみ取って欲しいものですが・・
小さいころから阪神ファンということでFAでの阪神入りが、現実となるのだろうか。
それとも・・どんでん返しがあるかもよ？
追記：
結局、阪神入りはなかったようで、ドラゴンズに残留となりました。
国内FA権を行使せずに残留することを正式に表明した大野雄大投手。
ドラゴンズの条件は年俸3億円プラス出来高払いの3年契約（推定）と言われていますが・・・？
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