「ナゾトキ」ブームの仕掛け人で東京大学謎解き制作集団アナザービジョン前代表の松丸亮吾さんは、NHK『あさイチ』での人気コーナー「松丸亮吾とひらめきタイム」を担当しています。
『あさイチ』は朝ドラ終わりですぐに始まる番組で華丸大吉さんが出演していますよね。皆さんはご存じでしょうか?
今回はそんな、RIDDLER株式会社代表取締役でもある松丸亮吾さんについて探っていこうと思います。
<世界一受けたい授業>オフィスで働く松丸亮吾に密着「目標点は“謎解きを文化にする”ということ」#世界一受けたい授業 #松丸亮吾https://t.co/7tPAJvJ8Sq
— ザテレビジョン (@thetvjp) February 19, 2021
松丸亮吾さんのプロフィール
名前:松丸亮吾(まつまるりょうご)
生年月日:1995年12月19日
出身地:千葉県市川市
出身高校:麻布高等学校
出身大学:東京大学工学部
身長:170cm
職業:タレント、謎制作者、謎解き問題を作るクリエイター
RIDDLER株式会社代表取締役
家族構成は、父親・母親・長男(DaiGoさん)・次男(慧吾さん)・三男(怜吾さん)・四男(亮吾さん)ということで、松丸亮吾さんの兄弟は男ばかりの4人いるようです!
父親の名前が悟さんなので、そこから「吾」の部分を取り、兄弟全員につけたとのこと・・
ナゾトキを始めたきっかけは、自分が末っ子であったため、何をしても兄たちには勝てず、日々悔しい思いをしていた松丸亮吾さん。
小学4年生のときに家族6人で『脳内エステ IQサプリ』というテレビ番組を見ていた時に、家族の誰よりも一番早く問題を解くことができ、初めて兄たちに勝てたことがうれしくて、それからナゾトキに興味を持つようになりました。
長男のDaigoさんは有名
長男のDaigoさんの職業はメンタリストで、TV番組でもよくカラーボールを使って相手がどのボールを選んだのかを質問により、相手の表情や姿勢の機微から言い当ててしまう、という場面は何回も見たことがあるんじゃないでしょうか?
それでも、天敵は存在していて、メンタリストのDaiGoさんが、2018年3月22日に放送されたバラエティ番組『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(TBS系)の企画で、俳優の唐沢寿明さんと心理バトルで勝負。
『ババ抜き』『トップ3当て』という2つのゲームで対決しましたが、DaiGoさんは、なんと2連敗で唐沢寿明さんに完膚なきまでにケチョンケチョンにされてしまいました。
DaiGoさん曰く、唐沢寿明さんはまさに菩薩のようで、虚無だったそうです。
そんなこともアリなのかわかりませんがDaigoさんは、TV番組でタレントとして活動する以外に、様々なことをしているようです。
ジェネシスヘルスケア株式会社顧問、新潟リハビリテーション大学特任教授、心理関連の書籍出版など、活動も多岐にわたっています。これも、唐沢寿明さんのおかげなのかな・・・?
いつしか、謎解きが仕事になった!
松丸亮吾さんは子供のころ『サルヂエ』『マジカル頭脳パワー!!』(日テレ系)などクイズや謎解きをテレビ番組を見ながら正解を導くことが好きだったそうです。
もっといろいろ知りたいと思いネットで検索して、なぞなぞやクイズを調べていたらある時、見たことある問題しかなくなってしまっていて、調べてでてくるものは全部解いてしまったらしく、無いなら作るかということで、ひたすら作っている今日この頃です。
しまいには、謎解きで会社まで設立して社長になっています。
RIDDLER(リドラ)株式会社
RIDDLER(リドラ)株式会社は、さまざまなメディアに「謎解き」を仕掛け、 老若男女問わず全ての人に「考えることの楽しさ」を伝えるために設立された会社なのです。
ゲームやイベントなどを企画・開発し、楽しみながら考える力を養えるコンテンツを広げてゆき、国境も超えて全世界の誰もが気軽に楽しめるような「ひらめき」のコンテンツを展開する未来を考えているそうですよ。
リドラの社員の給料は最低30万円で、担当したモノが広まれば臨時ボーナスが出るそうです。
ナゾトキコンテンツを手がけたキッズパソコン『スピカノート』が、10月1日にタカラトミーより発売になっていますが、RIDDLERは「謎解き」を始めとする、「ひらめき」が必要な問題・ゲームシナリオの開発を行い、様々なメディアに仕掛けて行こうとしています。
IDDLER(リドラ)株式会社には、佐々木翼さんもいます。
佐々木翼さんは、東京大学謎解き制作集団AnotherVisionの創設者にして初代代表でしたが、大学院卒業後は大手不動産会社に就職し、ホテルやマンションの企画に携わる仕事をしていました。
そんな時、かつて後輩であった松丸亮吾さんからの熱烈なアプローチを受けてRIDDLERに転身しています。
松丸亮吾さんは本も出していて
『東大ナゾトレ AnotherVisionからの挑戦状』(2017年、扶桑社)
『東大 松丸式 数字ナゾトキ – 楽しみながら考える力がつく!』(2018年、ワニブックス)DaiGo共著『天才脳をつくる!メンタルナゾトキ』(2018年、学研プラス)
『東大松丸式ナゾトキスクール』 2020年
などがあります。
夜7:56から🥳#松丸亮吾 先生にも
セカジュー君について聞いてみた🥸✨『全体的に黒いからカラフルにしたら❓丸ぶちメガネもあざとい‼️
僕は好きです☺️グッズが出たら買います‼️買ってオフィスにおきます‼️』#絶賛じゃない#あざとセカジュー君#セカジュー君で謎解きお願いします#何事にも便乗 pic.twitter.com/crCzj9Jwxl— 【公式】世界一受けたい授業! (@seka1jugyou_ntv) February 20, 2021
最後に一言
『おはスタ』(テレビ東京系列)では、「ひらめき王子松丸くん」として活動している松丸亮吾さんが徹子の部屋に初登場します。
スタジオでは、今の自分が頑張れているのは、難病で余命宣告されていた少年のおかげだという話もされるみたいです。
(きっかけは病気療養中だった西田悠弥くんとの出会いでした。松丸先生は悠弥くんの小学校で謎解き大会を開催も、悠弥くんは2019年2月に他界。)
24歳で会社社長、現役東大生でもある松丸亮吾さんは、男ばかり4人兄弟の末っ子。長兄のメンタリストDaiGoさんを筆頭に、個性的な職業につく優秀な4人兄弟がどんなところで勉強をしていたのか、そんな兄弟の勉強を熱心に見てくれていた母が、乳がんを患い50代の若さで亡くなったとのこと。
中学以降、母に反抗ばかりしてきた松丸亮吾さんが、当時の自責の念と、今も胸に秘める母への想いを・・・
追記:多湖輝さんと松丸亮吾さんの共通点
松丸亮吾さんが謎解きを始めたきっかけは、多湖輝さんの「頭の体操」だったと話しています。
「頭の体操」シリーズで累計1200万部のベストセラーを誇った、多湖輝さんは特に子供の教育に力を入れていました。先生の口癖は「僕は役に立てたかな」でした。(謙虚ですね!)
松丸亮吾さんも子供たちの学びと謎解きを結びつけています。
多湖輝さんは2016年3月に90歳で永眠。多湖先生の思いは松丸先生に届いていたようですね。
バラエティ番組はもちろん謎解きイベントを開催する自治体も急増する中、私立藤村女子中学では謎解きが入試問題に使われ話題になったことも。
今後は、Web上で入社試験の謎解きを作りたいと野望はあふれんばかりです。
ゴーゴーだぜ!
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