デビュー以来、映画やドラマ、CMなどで着実に存在感を示し、若手女優のホープとして注目を集めた黒島結菜さんですが、皆さんはご存じでしょうか?
デビュー直後からNHKに可愛がられている女優の1人で“次期朝ドラのヒロイン候補”という異名を持っているようで、2014年のドラマ『孫のナマエ~鷗外パッパの命名騒動7日間~』をはじめ、連続テレビ小説『マッサン』『スカーレット』、大河ドラマ『花燃ゆ』、土曜ドラマ『夏目漱石の妻』など多数のドラマに出演。
土曜時代ドラマ『アシガール』で、主人公の速川唯/唯之助役としても活躍していました。
今回はそんな、黒島結菜さんについて探っていこうと思います。
黒島結菜さんの生い立ち
名前:黒島結菜(くろしまゆいな)
生年月日:1997年3月15日
血液型:A型
身長:162cm
出身地:沖縄県糸満市
出身高校:沖縄県立糸満高校
日本大学芸術学部写真学科中退
所属:ソニー・ミュージックアーティスツ
幼い頃からスポーツが好きで、小学生でバトミントンを初めて中学・高校ではバトミントン部に所属していました。
中学3年生のときに「自己アピール力をつけなさい」と、お母さんの勧めで応募したウィルコム沖縄のイメージガールコンテストで特別賞の「沖縄美少女図鑑賞」を受賞します。
沖縄美少女図鑑は沖縄のフリーペーパーで、『沖縄のアーティストが沖縄の一般人少女を作品まで昇華させる』というのがコンセプトらしいですよ。
ちなみに、朝ドラ エール に出演している女優の二階堂ふみさんも沖縄美少女図鑑の出身です。
学業と俳優業のはざまで葛藤があり・・
当初は沖縄の実家で生活し地元の高校に通いながら東京との間を往復し、仕事の時は東京の短期賃貸マンションに滞在する生活を続けていましたが、仕事が多忙になったことから2014年9月に東京の高校に転校のため上京します。
卒業後は、女優業に専念しようと思っていましたが、「芸能界とは違う世界も知った方がいいよ」との助言を受けて写真に興味があったことから、日本大学芸術学部写真学科へ進学しました。
しかし、役者の仕事が忙しくなりスケジュールの都合で試験が受けられないなどの支障をきたし、学業が中途半端になるくらいならと一時芸能界引退も考えるほどの状態に陥ります。
しかし、周囲の意見も聞いて「写真は独学でも続けられる」と意を決し大学を中退して、2019年からは女優業に専念することにしました。
女優として生きることを決断!
2015年4月にはNHK大河ドラマ初出演となる『花燃ゆ』で時代劇に初挑戦しました。
また、2015年8月にはスペシャルドラマ『戦後70年一番電車が走った』(NHK)でテレビドラマ初主演を果たし、2016年7月には『時をかける少女』(日本テレビ)で連続ドラマ初主演を務めることとなります。
2017年はNHK、10月期の『アシガール』に主演して大きな反響を呼び、翌2018年には続編としてスペシャルが放送されるようになり、世間一般に知れ渡ることとなりました。
映画でも期待通りの活躍で、周防正行監督の5年ぶりの新作映画『カツベン!』では、100人以上が参加したオーディションにてヒロイン役を勝ち取り、第43回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。
主な映画出演作品は
呪怨 -終わりの始まり-(2014年)
ストロボ・エッジ(2015年)
呪怨 -ザ・ファイナル-(2015年)
ストレイヤーズ・クロニクル(2015年)
at Home アットホーム(2015年)
流れ星が消えないうちに(2015年)
オケ老人!(2016年)
サクラダリセット(2017年)
十二人の死にたい子どもたち(2019年)
カツベン!(2019年)
などがあり、ドラマ出演作品としては、
《2022年度 前期》連続テレビ小説ヒロイン・黒島結菜 / 作・羽原大介 2022年度前期 連続テレビ小説「ちむどんどん」 “朝ドラ”第106作は個性豊かな沖縄四兄妹の、本土復帰からの歩みを描く、笑って泣ける朗らかな、50年の物語。 #黒島結菜 #ちむどんどん https://t.co/3HdKgb1CK4
— 沖縄観光コンベンションビューロー東京事務所【公式】 (@ocvbtokyo) March 3, 2021
連続テレビ小説・マッサン(2015年NHK)
大河ドラマ・花燃ゆ(2015年NHK)
サムライせんせい(2015年、テレビ朝日)
恋の三陸 列車コンで行こう!(2016年、NHK総合)
時をかける少女(2016年、日本テレビ)
夏目漱石の妻(2016年、NHK総合)
アシガール(2017年、NHK総合)
アシガール特別編「唯&若君 時空を超えた恋のキセキ!」(2018年、NHK総合)
アシガールSP〜超時空ラブコメ再び〜(2018年、NHK総合)
大河ドラマ・いだてん〜東京オリムピック噺〜(2019年NHK)
死役所 (2019年、テレビ東京)
連続テレビ小説・スカーレット(2020年NHK)
行列の女神〜らーめん才遊記〜(2020年、テレビ東京)
閻魔堂沙羅の推理奇譚(2020年、NHK総合)
悲熊(2020年、NHK総合)
名作照明ドラマ「ハルカの光」(2021年、NHK Eテレ)
世にも奇妙な君物語 第1話「シェアハウさない」(2021年、WOWOW)
流れ星(2021年、NHK BSプレミアム)
などがあります。
最後に一言
憧れの女優は、同郷の満島ひかりさんということで、彼女の自然体で飾らない演技と、フレンドリーな対応が大好きだと語っています。
クールな役柄が多い黒島結菜さんですが普段の彼女は、実は無邪気でテンションが高くて明るい性格のようで、芸能関係者の話によると、人懐っこく飾らない女の子とのことらしいですよ。
ということは、番宣などでバラエティ番組に出ているときでもカメラの前では、素っ気ない態度で通しているのは演技なんでしょうね。
何はともあれ、これからも、お茶の間を楽しませてくれることを期待しています。
ガンバレ!黒島結菜!
追記:
2022年前期の連続テレビ小説『ちむどんどん』(106作目)のヒロインが3月3日、NHK総合テレビの番組『あさイチ』(前8:15~)内で発表され、見事に我らが期待の星、黒島結菜がヒロインを務めることにあいなりました。
NHK女優の1人で“次期朝ドラのヒロイン候補”という異名を持っている黒島結菜が、『マッサン』『スカーレット』への出演から朝ドラ3作目にして、ヒロインに抜てきされましたよ。
2022年度前期 連続テレビ小説
【#ちむどんどん】\ヒロイン決定 #黒島結菜 さん/
沖縄本島北部、「やんばる地方」の農家に生まれ育つ主人公・比嘉暢子(ひが のぶこ)を演じます。
作 #羽原大介 さん
語り #ジョン・カビラ さん#朝ドラhttps://t.co/tymcnYC6Vc pic.twitter.com/BCCv4mBcyV— NHKドラマ (@nhk_dramas) March 2, 2021
脚本は、連続テレビ小説『マッサン』やドラマ『昭和元禄落語心中』などを手掛けている羽原大介さん。ナレーションは、ジョン・カビラさんが担当されます。
本土復帰前の1960年代からスタートする本作は、愛する沖縄料理に夢をかけるヒロインと、強い絆で結ばれた4兄妹の笑いと涙の「家族」と「ふるさと」の物語。
黒島結菜は、豊かな自然に恵まれた「やんばる地方」のサトウキビ農家の次女として育つ比嘉暢子を演じます。
ちなみに、現在の朝ドラは、
103作目:『おちょやん』杉咲花
次回以降は、
104作目:『おかえりモネ』清原果耶
105作目:『カムカムエヴリバディ』上白石萌音×深津絵里×川栄李奈
そして、2022年前期の106作目が『ちむどんどん』となります。
だいぶ先の話ですが、待ち遠しくてなりませんです。ハイ!
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